豊田家住宅
歴史と文化漂う国登録有形文化財で「歴史講談」
国登録有形文化財の1900年建築の主屋は切妻造り、棧瓦葺き、平入、木造2階建で、倉吉の伝統的な町屋形式を保持しています。
また、主屋と渡り廊下で接続する離れは1930年に建築され、造りは主屋と同じく、各所に上質の材を用い、昭和初期の熟達した和風の造詣を残しています。
「天下の豪商・淀屋」と「里見八賢士」、「大江磐代君」の倉吉にまつわる歴史物語を講談で聞くことができます。(定休日の毎週木曜を除き、毎日実施。)
◉見学・講談・貸館利用
各種料金表はこちら※2024年7月1日から適用
- 住所
- 鳥取県倉吉市西町2701
- 電話番号
- 0858-23-0440
- 営業時間
- 10:00~16:00(講談受付は15:30まで)
- 定休日
- 木
- 駐車場
- あり
- HP・SNS
来て見て触って聞いて一歩踏み込んだ体験をどうぞ。
何かご不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせください。
EXPERIENCE.1 倉吉歴史講談
- 料金
- 木戸銭 : 500円 (1人)
- 内容
- 「天下の豪商・淀屋」「里見八賢士」「大江磐代君」の歴史講談を行います。
【『淀屋の光と影』 ~泰平の世の侍をも遥かに凌ぐ、もうひとりの淀屋・牧田仁右衛門~】
大都会大阪の中心に架かる「淀屋橋」の名前の元となった天下の豪商「淀屋辰五郎」は五代目のときに、闕所・大坂処払いの極刑を受けて没落。
しかしながら、先代の番頭であった「牧田仁右衛門」の徹底した陰働きによって、「淀屋」は再興したのですが、
実はこの「牧田仁右衛門」が、倉吉の出身で稲扱き千刃の発展普及に深く関与し、倉吉と大坂の橋渡しをし、倉吉の産業発展の礎となった「淀屋清兵衛」の元祖だったのです。
【『たまゆらの人生、里見安房守忠義』 ~重陽の儀は転落への幕開けだった~】
御存知、滝沢馬琴「南総里見八犬伝」のモデルと伝われている、房総里見十代里見安房守忠義の無念の想い、真実の里見の歴史を語る新作歴史講談。
江戸時代の初め頃、幕府の陰謀によって国替となった里見忠義主従は、ここ倉吉の地で終焉、東町にある古刹「大岳院」に静かに眠っている。
事実は小説よりも恐ろしい、里見安房守忠義の生涯は蜻蛉のような人生であったのです。
【『近代日本を拓いた母の愛』 ~大江磐代君物語…この母の愛なければ、この母の信念がなければ・・・~】
倉吉の町娘“りん”と鳥取池田藩の家老荒尾志摩守の家臣“岩室常右衛門”との間に生まれた“つる”は、第119代光格天皇(明治天皇の曽祖父)の御生母“大江磐代”なのです。
つる女9歳の時、父親とともに京の都へ上り、当時の女性として一流の教養・行儀作法を身につけ、閑院宮家へ奉公。
閑院宮典仁親王の目に留まり、後の光格天皇・祐宮師仁親王を生むことになるという、倉吉でなければ聴くことのできない皇室秘話。
- 時間
- 【受付】10:00~15:30
開始時間の設定はありません。講談中以外はすぐ始めていただけます。
- 人数
- 1人でも可
- お問合せ・申込み
- 豊田家住宅 TEL0858-23-0440
【主催】豊田家住宅「豊田亭」 【講談】倉吉談語の会
- その他事項
- 後援:倉吉観光マイス協会、倉吉商工会議所、山陰合同銀行、倉吉信用金庫